東芝のREGZAシリーズは、長年続くテレビ製品のブランドであり、愛用している人もいるかと思います。
スペックは年々上がっており、最新モデルのものほど便利な機能を多く搭載しています。、
REGZAには、「X9900M」や「X9900N」などのシリーズがありますが、それぞれのシリーズの違いがわからず、どちらを買うか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、東芝のREGZA、
- X9900Mシリーズ
- X9900Nシリーズ
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
東芝REGZA X9900M、X9900Nの違いを比較してみた
X9900MとX9900Nの違いですが、以下の点が異なります。
- 映像
- 音声
- みるコレ番組ガイド
- 番組こねくと
詳しく見ていきましょう!
違い①:映像

1つ目の違いは、映像に関する機能です。
X9900MとX9900Nには、映像エンジンに「レグザエンジンZRα」が搭載されていますが、X9900Nに搭載されているのは2024年版の改良されたエンジンになっています。
レグザエンジンZRαはAIを利用した技術が使用されていますが、X9900Nでは、X9900Mよりも映像の種類やシーンの識別能力が高くなっており、そのシーンをよりリアルに再現する映像処理が行われています。
また、X9900Nでは、暗いシーンを滑らかに表現する暗部高階調技術が使われており、人の顔のアイシャドーメイクの部分も滑らかな映像として表現されます。

さらに、X9900Nのディスプレイの有機ELパネルは、「マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュール」になっており、液晶部分のマイクロレンズアレイが効率的に映像の光を放出し、そして新開発の3層構造のアルミシートが効率よく熱を放出することで映像処理能力を高めています。
X9900Mでは、「レグザ専用有機ELパネルモジュール」が搭載されていて、独自開発の高冷却インナープレートが使用されています。
違い②:音声

2つ目の違いは、音声に関する機能です。
X9900Mは、重低音立体音響システムのXHRというシステムが採用されており、10個のスピーカーが合計90Wのアンプで動作し、リアルな音声を再生するハイレゾオーディオによって臨場感たっぷりの音声を流せます。


X9900Nは、X9900Mよりもさらに改良された重低音立体音響システムのXISが使われていて、18個のスピーカー(55型は14個)が180Wのアンプで駆動し、音の広がりや定位感がより深く表現され、現実味に近い音声が流れてきます。
また、X9900Nは、「レグザイマーシブサウンド360 PRO」という機能があり、5.1.2チャンネルに対応していて、音によって画面の外から鳴る位置まで正確に表現され、コンサートホールやライブ会場にいるかのような音楽体験が可能です。
違い③:みるコレ番組ガイド

X9900Nは、みるコレ番組ガイドという機能が使えます。
みるコレ番組ガイドは、ドラマやアニメなどのおすすめ番組を教えてくれる機能です。
旬の特番やおすすめのドラマやアニメが紹介されています。
また、好きなアイドルや俳優を登録しておくと、その人物が出演する番組スケジュールがすぐにわかります。
グループの場合は、グループの全体での番組と個別のメンバーでの出演番組もそれぞれわかるようになっています。
違い④:番組こねくと

X9900Nは、番組こねくと機能があります。
番組こねくと機能は、気になる番組が他のネット動画サービスで配信されているどうかがすぐにわかります。
それによって、ネット動画サービスでドラマやアニメを第1話から視聴できたり、前のシーズンのエピソードを視聴することも可能です。
またテレビ放送においては同じドラマやアニメの毎週予約やおまかせ予約ができます。
X9900Mを選ぶメリットは価格が安いこと

X9900Mを選ぶメリットは、X9900Nよりも価格が安くなっていることです。
そこそこ性能のいいREGZAをお得に手に入れたい人におすすめ
X9900Mは、ある程度スペックが高いREGZAのテレビをそこまでお金をかけずに買いたい人におすすめです。
X9900Mは、X9900Nに比べて音声の機能や一部の機能が使えませんが、前モデルのためX9900Nよりも安い価格で手に入ります。
「最新の機能はなくてもいい」
「そこまでお金はかけたくない」
という人が選ぶといいでしょう。
X9900Nを選ぶメリットはみるコレ番組ガイド機能が使えること

X9900Nを選ぶメリットは、みるコレ番組ガイド機能が搭載されていることです。
推し活がしたい人におすすめ
X9900Nは、好きなアイドルや俳優の推し活をしている人におすすめです。
X9900Nのみるコレ番組ガイドでは、好きなアイドルや俳優などを登録しておくと、その人物が出演する番組をすぐにチェックでき、その番組を見逃してしまう心配がなくなります。
また、番組こねくと機能では、ドラマやアニメなどを見た時、他のネット動画サービスで配信されているかどうかがすぐにわかるので、気になった番組をネット動画サービスで第1話や前シーズンから見られます。
「好きなアイドルの番組は全て見たい」
「気になるアニメやドラマは最初から一気に見たい」
という人が選ぶといいでしょう。
X9900Mの口コミ・評判

X9900Mの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
先日届いたHisenseのMiniLEDを採用した75インチテレビだがデカさだけで画質は正直クソ(凝り性の僕から見た場合)。あとカタログには乗ってないバグも存在。呆れたので愛用のレグザの最新X9900Mに買い替える事にした。最近の有機ELは余程でない限り焼付かないみたいなので。やはり世の中"値段なり"である pic.twitter.com/hqUHI5dM3h
— ギガプロト/モコたんと一緒 (@protoblur) May 8, 2024
去年有機ELテレビ(REGZA X9900M)に替えたけどレグザはイイぞ。ユーザー側でかなり細かく調整できるからイジってて楽しい。ただしナチュラル美肌トーンはOFF! https://t.co/Y5f3owTQWu pic.twitter.com/wNozQk3Gge
— ドミンゴ (@kukukuga) October 10, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
X9900Nの口コミ・評判

X9900Nの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
レグザの有機ELテレビの最新モデル(X9900N)現地で見たけど明らかに輝度が良くなってたな
— 友tom (@2003Natu) July 21, 2024
去年までは他メーカーの明るさが100点満点とするとレグザは50点くらいで購入を躊躇う原因やったけど、新モデルは90点以上あるからこれは欲しい
65型はデカすぎ+高すぎて範囲外
年末くらいにPS5と一緒に買いたい pic.twitter.com/s8Z41gabYc
三社とも個性があっていいね。
— TM (@TMntk0) July 13, 2024
何を見るかによって買うものが変わりそう。
我が家はネット配信やテレビとしての使用が多いし、
タイムシフトマシンが欲しいから
今のところはレグザかな。
新機種のx9900nシリーズは、
旧機種に比べて圧倒的に明るいし、破綻が少ない印象。
レグザX9900N気になるー!
— のん🌸✨✈️📸 (@tocotocotan) July 18, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
REGZAのX9900MとX9900Nの違いまとめ
X9900M、X9900Nの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() X9900M | ![]() X9900N | |
---|---|---|
発売日 | 2023年4月 | 2024年7月 |
レグザエンジンZRα | X9900Nよりも以前のバージョン | 2024年版 |
暗部高階調技術 | なし | あり |
ディスプレイ | レグザ専用有機ELパネルモジュール | マイクロレンズアレイ有機ELパネルモジュール |
音響システム | 10個のスピーカー 90Wのアンプ | 「XHR」18個のスピーカー 180Wのアンプ | 「XIS」
レグザイマーシブサウンド360 PRO | なし | あり |
みるコレ番組ガイド | ||
番組こねくと | ||
価格 (税込) | 65型…328,650円 55型…232,300円 | 77型…502,197円55型…263,549円 | 65型…379,210円
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
まとめると、ある程度高スペックのREGZAを出費を抑えて欲しい人は、X9900M。
好きなアイドルや俳優の推し活をしている人は、X9900Nがおすすめです。