国内でも信頼度が高いメーカー『シャープ』のテレビは、音質の良さに定評があり、臨場感のある音を楽しむことができます。
シャープのアクオスシリーズのテレビには、いくつかのラインがあるので、どれが良くて何が違うのか、少し分かりづらいですよね。
この記事では、4K液晶テレビの中でも人気のある、
- DJ1ライン
- DH1ライン
- CH1ライン
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
DJ1ライン、DH1ライン、CH1ラインの違いを比較してみた
DJ1ラインとDH1ライン、CH1ラインの違いですが、以下の点が異なります。
- 画質
- 音質
- 録画機能
- ネットサービス・リモコン
- サイズ展開
詳しく見ていきましょう!
違い①:画質
DJ1ラインとDH1ラインとCH1ラインは、画質がそれぞれ異なります。
DJ1ライン
DJ1ラインは、高精細、色鮮やか、高コントラストの8K高画質技術を応用した新開発の4K画像処理エンジン『Medalist S2』を搭載しています。
4K超解像アップコンバート(高精細)
8Kテレビで培ったアップコンバート技術を応用しており、映像フォーマットを解析して、被写体の質感や輪郭などを緻密に再現してくれます。
地上デジタル放送やネット動画も細部まで綺麗に、臨場感豊かに表現してくれるのがメリットと言えます。
スマート アクティブ コントラスト(高コントラスト)
シーンごとの輝度分布を解析し、映像フォーマットに合わせて、明暗を描き分けてくれます。
光の具合を調節してくれるので、夜の映像などもメリハリのある美しいコントラストを表現できるのが魅力です。
HDR映像
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、従来の映像を分析し、映像のリアリティを高める技術のことです。
通常なら白飛び・黒つぶれしてしまうシーンも、よりリアルな映像に近づけてくれます。
また、映り込みを抑えて見やすくしてくれる『低反射パネル』、色鮮やかでクリアな映像を再現してくれる『直下型LEDバックライト』も搭載しています。
低反射パネルとは
フルHDの4倍となる約829万画素の液晶パネルに、外光や照明の映り込みを低減する低反射処理を施したパネル。
明るいリビングでも、見やすい4K映像にしてくれる効果があります。
DH1ライン
DH1ラインは、4K HDR映像を高品位に表現した『AQUOS 4K Master Engine』を採用しています。
AQUOS 4K Master Engineは、DJ1ラインで紹介した、HDR映像・低反射パネル・直下型LEDバックライトの搭載となっています。
DH1には、4K超解像アップコンバートは搭載されていません!
CH1ライン
CH1ラインは、新たな『リッチカラーテクノロジー』を搭載したAQUOS 4K Master Engineを採用しています。
リッチカラーテクノロジーとは
地上デジタル放送で使用されている色域を超えた広色域技術を搭載し、色彩表現力が高めてくれる機能。
リッチカラーテクノロジー以外は、DH1ラインと同じになっています!
違い②:音質
DJ1ラインとDH1ラインとCH1ラインは、音質がそれぞれ異なります。
DJ1ライン
DJ1ラインは、低音域から高音域まで臨場感豊かに再現してくれる『バスレフ型スピーカーボックス』を採用しています。
音楽ライブモードも搭載しており、ライブ配信や音楽番組などを音に包まれるような臨場感で楽しむことができます。
DH1ライン
DH1ラインは、DJ1ラインと同じ『バスレフ型スピーカーボックス』を採用していますが、音楽ライブモードを搭載していない点がDJ1ラインと異なります。
ライブ映像などを見る人は、DJ1ラインの方がおすすめです!
CH1ライン
CH1ラインは、音声を前方に導き、聞き取りやすさを高める『FRONT OPEN SOUND SYSTEM』を採用しています。
FRONT OPEN SOUND SYSTEMとは
DH1ライン・DJ1ラインが採用しているバスレフ型スピーカーボックスをさらに、音声を前方に導く構造と、スピーカーネットをなくした前面を開けたの新構造により、音抜けのよいクリアなサウンドをダイレクトに届けてくれる機能です。
音声については、CH1ラインが1番優れていると言えますね!
違い③:録画機能
DH1ライン・CH1ラインには、4Kダブルチューナーが内蔵されており、録画機能が使えるという点がDJ1ラインとは異なります。
4Kダブルチューナー内蔵
4K放送を楽しめるBS4K・110度CS4Kチューナーを2基内蔵しており、4K放送を視聴中に別の4K放送を裏録画することができる機能です。
録画には、別売りのUSBハードディスクが必要となります。
違い④:ネットサービス・リモコン
DJ1ラインは、ネットサービスが使えるという点が、DH1ライン・CH1ラインと異なります。
インターネットにつなぐだけで、ネット動画やゲームなどのアプリが楽しめて、リモコンに7つの動画サービスのダイレクトボタンも搭載しています。
テレビの電源がオフの状態でも、ダイレクトボタンを押せば、人気の動画サービスをすぐに起動することができます。
DH1ライン・CH1ラインは、ネットサービスが無いため、リモコンもシンプルな仕様になっています。
違い⑤:サイズ展開
DJ1ライン・DH1ラインとCH1ラインで、サイズ展開が異なります。
DJ1ライン | DH1ライン | CH1ライン | |
---|---|---|---|
サイズ展開 | 42V型 | 50V型 55V型 65V型 |
DJ1ライン・DH1ラインは、42V型のみとなっていますが、CH1ラインは50~65V型の3種類の展開があります。
画面の大きいテレビがいい人は、CH1ラインのほうがおすすめです!
DJ1ラインを選ぶメリットはネットサービスがあること
DJ1ラインを選ぶメリットは、ネットサービスがあることです。
リモコンからすぐに、NETFLIXやhuluなどの動画コンテンツを楽しむことができる点がメリットと言えます。
映画やネット動画をテレビの画面で楽しみたい人におすすめ
DJ1ラインは、映画やネット動画をテレビの画面で楽しみたい人におすすめと言えます。
クロームキャストやFireTV Stickなどを購入しなくてもテレビリモコンから操作できるので、毎日気軽に動画を楽しむことができます。
DH1ラインを選ぶメリットはシンプルな機能であること
DH1ラインを選ぶメリットは、シンプルな機能であることです。
DJ1ラインと比べて、ネットサービスが使用できませんが、録画機能が使える点がメリットとなっています。
HDMI端子は付いているので、すでにクロームキャストやFireTV Stickを持っていれば、ネット動画をテレビに繋ぐことができます。
どのモデルにしようか迷っている人におすすめ
DH1ラインは、どのモデルにしようか迷っている人におすすめです。
ネットサービスが不要であれば、DJ1ラインより約5000円安く購入できるので、コスパ重視の人にもおすすめです。
CH1ラインを選ぶメリットは好みの大きさを選べること
CH1ラインを選ぶメリットは、好みの大きさを選べることです。
DJ1ラインやDH1ラインは42V型のみですが、CH1ラインは50・55・65V型の3種類あるので、好みや自分の部屋の大きさなどに合わせて選ぶことができます。
50V型以上の大きめのテレビを探している人におすすめ
CH1ラインは、50V型以上の大きめのテレビを探している人におすすめと言えます。
また、違い②で紹介した『FRONT OPEN SOUND SYSTEM』を採用しているので、音声については、他モデルよりも優れている点もメリットです。
DJ1ラインの口コミ・評判
DJ1ラインの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
DH1ラインの口コミ・評判
DH1ラインの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
CH1ラインの口コミ・評判
CH1ラインの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
DJ1ラインとDH1ラインとCH1ラインの違いまとめ
DJ1ライン、DH1ライン、CH1ラインの違いをまとめると、以下のようになります。
DJ1ライン | DH1ライン | CH1ライン | |
---|---|---|---|
発売日 | 2021年6月5日 | 2021年10月30日 | 2020年10月24日 |
インターネット対応 | あり | なし | |
USB端子 | あり | ||
画像処理エンジン | Medalist S2 | AQUOS 4K Master Engine | リッチカラーテクノロジー | AQUOS 4K Master Engine
スピーカー | スピーカーボックス | バスレフ型OPEN SOUND SYSTEM | FRONT|
録画機能 | なし | あり | |
サイズ | 42V型 | 55V型 60V型 | 50V型|
HDMI端子 | あり | ||
価格 (税込) | ¥91,710 | ¥84,450 | (50V型) | ¥78,460
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、ネット動画をテレビで楽しみたい人は、ネットサービスを搭載しているDJ1ライン。
『ネットサービスは要らないから、録画機能があるものがいい』という人は、DH1ラインを選ぶのが良いと思います。
テレビ画面が大きいのものがいい人は、65V型を展開しているCH1ラインを選ぶのがおすすめです。